それは、その人がもともと持っている「治る力」つまり『自然治癒力』があるからです。
それ以外の改善方法はありません。

もし、手術でガンを取り除いたとしても、その人に治癒力がなければ傷跡も癒えることなく、最悪、感染症などで亡くなってしまう可能性もあります。
結局、傷が自然にふさがり回復するのは、全て『自然治癒力』のおかげなのです。

ただし、「それを、いかに、どうやって使うか!」と言うことが、とても大切だと考えています。

世間では「治癒力を高めて治します」という言葉が散見されています。
自然治癒力というのは、簡単には見ることができません。
それゆえ、とても使いやすい言葉です。
しかし、ほとんどの方は、本当はよくわかっていないのが現実でしょう。

では、自然治癒力とは何か?

自然治癒力とは?

では次に、「自然治癒力とは何か?」についてご説明いたします。
自然界は粒子(原子・分子)により成り立っています。
原子は、“原子核”と“電子”から構成されると考えられ、原子核はさらに“陽子”と“中性子”から構成されています。
そして、電子は、原子核のまわりに存在することで、ほんのわずかですが振動しています。
簡単にまとめますと、じっとして動かないものは何もなく、すべては、ほんのわずかですが振動しています。
しかも、ある一定のリズム(周波数)で・・・

私たちの体も同じです。
すべてのヒトの体は、その人固有の周波数で振動しています。
(その振動は、ほんのわずかなので、一般的に認識できません。)
そして、体の各細胞によって、振動する周波数も微妙に異なります。
骨なら骨細胞の周波数、肝臓なら肝細胞の周波数とそれぞれ固有の周波数で振動しているのです。
健康な体は、すべての細胞が理想の周波数で振動しています。

例えるなら、完璧に調律されたピアノのように美しいメロディーを奏でている様子をイメージしていただくといいでしょう。
「自然治癒力」とは、まさにこの理想の周波数で振動していることを指します。
体のすべての細胞が適切な周波数で振動していれば、そこに自然治癒力が働いていると確認でき、これが「自然治癒力がわかる」と言うことです。
そして、病気や何かしら体の中にトラブルがある時は、この周波数に狂いが生じます。
検査では、この「各細胞の周波数」つまり、「適切なリズムで振動しいるかどうか」を診ています。

これがわかるようになると、
「今ここに治癒力が働いている!」
「ここは治癒力が全然届いていない!」
というような判断ができます。

繰り返すようですが、症状があり、原因の部分があったとしても、そこに的確に治癒力が働いていれば、放っておいても治るということがいえます。
反対に、今一時、症状が良くなっていたとしても、『治癒力』がそこになければ、少し時間がたつと、途端に崩れて症状が戻ってくると予測できます。

つまり、この「自然治癒力の働き具合」がわかるだけで、治療がうまくいっているかどうかも、治癒に向かっているのかどうかも、すべて把握できます。

さらに、“治癒力の状態”がわかることで予後(病気の経過)の見通しもつけれますので、「どのくらい(何回)で治るのか?」「次の治療のタイミングは、どれくらいがベストなのか?」ということもお伝えできます。

のむら整骨院 院長 野村晃生のサイン