不安を克服するための簡単な方法

~不安を「ネーミング」で軽くする~

今日は、多くの方が悩む「得体の知れない不安」を克服するための、とっておきの方法をお伝えします。

突然襲う不安の正体

何も特別な原因がないのに、突然不安に襲われること、ありませんか?
心臓がバクバクして、呼吸が苦しくなり、冷や汗が出て、「倒れそう」と思うような感覚…。

でも、少し視点を変えてみてください。
これ、実は 全力で走った後の身体の反応と同じ なんです。
ただ、実際には走っていないだけで、身体は勝手にその状態を作り出しているんですね。

実は、これまでパニック発作で命を落とした人はいないと言われています。
とはいえ、この不安感をなんとかしたい!という気持ちはよく分かります。

不安を軽くする方法:「ネーミング」

そこでオススメしたいのが、不安に 名前をつけること です。

自分を襲う不安や恐怖に「キャラクター名」をつけてしまうんです。
例えば、あなたの不安を「いたずらっ子」や「小さな妖精」として想像してみてください。

なぜ名前をつけると効果があるの?

名前をつけることで、不安が「自分ではない別の存在」になります。
これによって、不安を客観的に見ることができるんです。

例えば、こんな感じで対話してみましょう:

  • 「おっ、また出てきたなー!」
  • 「分かってたよ、来るって。じゃあそこに座ってな!」

肩の上にそのキャラクターを乗せるイメージをして、一緒に過ごしてみてください。
すると、次第にその不安は「ただそこにいるだけの存在」になり、あなた自身を苦しめることはなくなっていきます。

キャラクターの作り方

さらに、このキャラクターを ちょっと可愛く、親しみやすく してみると効果が倍増します。

  • いたずら好きでやんちゃだけど、根は素直な子
  • 小さな妖精みたいな存在

ご自身で自由にキャラクターを作るのもいいですし、すでにあるキャラクターを使うのもOKです。

ちなみに、私は「こだま」と名付けていました。あのジブリ映画『もののけ姫』に出てくる、コロコロ動くキャラクターです。
名前をつけることで、不安との距離をうまく取れるようになりました。

不安は「恐るに足らず」

不安は、無理に消そうとしなくても大丈夫です。
名前をつけて、少し距離を置き、客観視することで、自然とコントロールできるようになります。

気づけば「あれ?どこに行ったんだろう?」というくらい軽くなるはずです。
まずは、あなたの不安にも素敵な名前をつけてみてくださいね!

のむら整骨院では、自律神経の乱れに関連する不安や緊張へのケアも行っています。
お気軽にご相談ください。

のむら整骨院 院長 野村晃生のサイン