冷え症の3つの要因

冷えの原因は基本的に3つです。

⒈体内で熱が作れていない (産熱量の調節)
⒉作られた熱が全身に届いていない (血流量の調節)
⒊体内の熱が逃げやすくなっている (水分蒸発量の調節

これらのどれか、もしくは複数の可能性があります。

⒈体内で熱が作れていない (産熱量の調節)

熱は主に筋肉で作られています。
女性の方が男性より筋肉量が少ないので、冷え症になりやすいといわれています。
しかし、これは大きな誤解です。
筋肉隆々の男性でも冷え症の方がおられるのが何よりの証拠です。

重要なのは、“筋肉量”ではなく「正常な筋肉量」です。
当然ですが、正常でなければその機能を十分に発揮できません。
筋肉もしかりです。

では、正常でない筋肉とはどのような状態なのか?
それは、“硬くなった筋肉”を指します。

この「硬い」は体の柔軟性のことではありません。
触ってみて軟らかいかどうか?ということです。
言葉を変えると「フニャフニャ」の状態で、これを“正常な筋肉”といいます。

筋肉は硬くなると“縮む力”がはたらき、周りの血管を圧迫し細くします。
こうなると、血流が悪くなり代謝機能が下がり、十分な熱を作ることができなくなります。

⒉作られた熱が全身に届いていない (血流量の調節)

血液は酸素や栄養を全身に供給しているのと同時に“熱”も運んでいます。
そのため、“血液の質”と“血管(血管壁)”も重要になってきます。

老廃物が適切に処理されていないドロドロの血液ですと、血流は悪くなり、熱を運ぶ効率も低下します。
また、血管が狭くなったり、詰まりやすくなることで支障も出てきます。
理想は、しなやかで弾力がり柔軟性に優れていれば、自律神経や内分泌系の作用で内径の変化にも素早く対応することができ、体温調節のシステムにも順応できます。

これは、動脈だけではなく、静脈も同じです。
静脈の壁は動脈と違い、薄くつぶれやすいため、筋肉などの他の軟部組織の影響を受けやすくなっています。
また、静脈血の戻りが悪いということは、冷えた血液を素早く心臓の戻せなくなっていますので、
冷え症とともに、むくみなどの症状も現れます。

その他に、間質液(リンパ液)などの循環システムそのものが影響して体液の流れが阻害されていることもあります。

⒊体内の熱が逃げやすくなっている (水分蒸発量の調節)

これは、放熱の問題です。
ヒトは、必要以上に体温が上昇すると、さまざまな反応をして正常値(コア体温で37度)に戻そうとします。
そのひとつに発汗作用がございます。
ただ、この機能が正常に働いていればいいのですが、そうでない場合、例えば、必要以上に汗をかいてしましい、知らない間に体温を下げる作用が働いているとしたら、冷え症の原因の一つになります。
また、呼吸により水分が蒸発し、それに伴い放熱していますので、気管や肺も少なからず関係してきます。
そして、赤外線等の電磁波による輻射(ふくしゃ)での熱放散の問題もあります。

このように、冷え症には様々な問題が絡んできます。
さらに、実際の治療となると、いっそう複雑な要因を考慮しなければなりません。
当院では、あなたにとっての冷え症の原因を探すために、さまざまな検査を行いそれに対してアプローチします。

本当に治っていただくために

のむら整骨院では、私、野村晃生がすべての患者様を責任を持ってはじめから終わりまで診ています。
そのため、お待ちいただくことがないよう、すべての患者様には予約をしていただいております。

また、一度に診ることのできる患者様は一人に限られ、そして、一日に診れる患者様の数も10名ほどになります。

このような理由から健康保険での治療では限界があるため、自費での治療をお願いしております。

当院で、治療をご希望の方は、06-7493-5992(電話でご予約・お問合せをする際の手順はコチラ)までお電話ください。

大丈夫です。
あなたの冷え症の原因は必ず見つかります。
どうぞご安心ください。

※「初めての方」は、1日2名様までとさせていただいています。
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