四十肩・五十肩でお悩みの方へ

「肩の痛みで腕が上がらない」
「突然、肩周辺に強い痛みを感じる」
「痛みで夜も眠れない」

などの症状は、「肩関節周囲炎」という診断名がつくことが多く、これは、いわゆる“四十肩”・“五十肩”と呼ばれるもので、症状が現れる年齢が違うだけで、どちらも同じ病気です。

病院では、痛み止めの“麻酔”の治療が一般的でしょう。
一時的に痛みがおさまり、楽になることで、精神的にも救われた気持ちになるかもしれません。
ですが、残念ながら「痛みの原因」にアプローチしている訳ではありませんので、麻酔が切れると、また、元の状態に戻る可能性が高いでしょう。
ただし、麻酔が効いている間にあなたの治癒力が原因を解消するために働いているなら、切れる頃には治っているかもしれませんので、麻酔の使用も否めません。
しかし、そうでないとしたら・・・

やはり、根本的な原因を探り、それに対処しなければ本当の治癒には至らないでしょう。

世のほとんどの整骨院や整体院では

検査(問診や触診)
↓↓↓
仮説(恐らく、ここが原因だろう)
↓↓↓
検証(その原因を取るための施術を行う)

という流れで施術にあたっています。
この場合、その仮説が当たれば、恐らく改善に向かいます。

しかし、その仮説が間違っていたら、再度
検査→仮説→検証
を繰り返します。

仮説が当るまで
検査→仮説→検証
の繰り返しが続きます。

数回の内に仮説が当たれば快方に向かいますが、四十肩・五十肩の場合、その原因となる数は無数にあります。
それゆえ、四十肩・五十肩は完治させるのが難しい疾患のひとつといわれています。

当院では!

仮説を立てることなく、「検査」で直接の原因を特定できます。
つまり、検査→施術→治癒という図式です。

なぜ、その様な事ができるのか?
それは、原因を特定するために、特別な事を行っているからです。

下記のような問診もその一つです。
どの角度で痛むのか?
どの方向に動かすと痛むのか?
どれくらい負荷がかかると痛むのか?
どこが痛むのか?
動かすと痛む?
安静でも痛む?
姿勢によって変わる(寝ているとズーンと痛むが座っていると痛まない)?
など、「どの様なことでお困りなのか?」
「何について、お悩みなのか?」
を徹底してお聞きします。

そして、さらに重要なこと、それは「患者さんの体に直接聴く」という少し特殊な検査法を行うことです。
これは、体の反応を見て、「本当の原因はどこなのか?」「どの様な状態になっているのか?」を特定していきます。

四十肩・五十肩の原因

「四十肩・五十肩の原因は何ですか?」とよく問われます。
しかし、それは本当にさまざまで、さらに、その方によって変わってきます。
肩関節は、動く範囲がとても広い関節ですから、筋肉や関節包が少し硬くなるだけで、神経や血管が影響を受けやすく、さらに、原因も複合の場合があり、また、痛みを訴える場所と原因は別のところにあることも多く、特に四十肩・五十肩は顕著です。

一例を挙げますと
筋肉の拘縮・硬化・石灰化
関節包の拘縮・癒着
肩甲骨と鎖骨の位置関係
筋肉付着部の微細骨折
副腎系ホルモンのバランス変化
内臓の状態
脊柱・骨盤の変異
精神的ストレス
・・・

これは、ほんの一例です。

特殊な例ですと、虫歯の菌が気管から肺・肺胞、そして、肺静脈から心臓に入ったことを知らせるために「肩の痛み」として現れていた患者さんもおられます。

また、更年期障害のひとつとして「肩の痛み」という症状が現れる事もあります。
更年期性の症状といえば、そのほとんどは内科的なものを想像されるかもしれません。
ヒトは50歳代になると、例外なくホルモンバランスに変化が生じます。
それは、通常、副腎系ホルモンから始まり、副腎皮質系ホルモンであるアンドロゲン(ステロイドホルモン)は、筋肉の構成に深く関わっています。

さらに、肩関節は動く範囲が広いゆえに、さまざまな方向から筋肉で支えられていおり、とても複雑な構造をしています。
そして、関節包という骨と骨とをつなげている袋状の靭帯も、それだけ負担がかかりやすく、一部の筋肉に負担がかかると、それに付随する関節包にも影響を受けます。
これが少ない負荷でも慢性的になると
硬くなる→縮む→癒着
そして、最後に痛みという症状が現れます。

さらに、もう一つ、アポトーシス〜プログラムされた細胞死〜関連が原因で症状が現れることもあります。
細胞組織はあらかじめ決められた時期になると「自ら死を選び、そして、新たに再生する」ことを行います。
この「自ら死を選ぶ」ことをアポトーシスといいます。
アポトーシスと再生があるレベルを超えると、その組織は再調整する必要が生じます。
その時に、加齢による代謝の変化でバランスが崩れていたりすると、この調整に不具合が生じ、痛みや可動域制限という症状を呈する事が起こります。

そして、さらに、もう一つ挙げますと、腕の動作制限により上肢帯筋群(肩周りの筋肉)の閾値が低下することで痛みを発症することもあります。
閾値の低下とは少ない刺激でスイッチが入る状態をいいます。
上肢帯筋群のいずれかの筋肉で閾値が下がってしまいますと脱分極(スイッチが入る)する回数の増加が起こり、わずかな刺激で筋肉が緊張した状態になり、これが継続すること痛みや可動域の制限が起こります。

この様な場合、筋肉のセンサー(受容器)である筋紡錘やゴルジ腱器官にやさしくアプローチしなければなりません。
決して力技にならない様に、最低限の刺激で施術しなければなりません。
なぜなら、筋紡錘からの情報は、皮膚からの刺激もプラスされて脳に伝わっています。
そして、脳の中枢にある視床下部や下垂体に軽微な刺激を与え、副腎皮質ホルモンのバランスの調整にもつなげていかなければならないからです。

多様な角度からご説明してきましたが、これらの反応は、痛みを通して体を守ろうとする、ある意味、過剰な防衛反応といえるかもしれません。

また、全てのヒトが発症するわけではなく、許容しうる限界を超える時に発症し、また、不幸にして発症したヒトでも症状の程度は個人差が大きくなります。

いずれにせよ、当院では、多種多様は方向から検査を行い原因を特定し、そこにダイレクトに治癒力を注ぐ施術を行っております。
これにより、どこに行っても治らなかった方々の改善に尽くしております。

本当に治っていただくために

のむら整骨院では、私、野村晃生がすべての患者様を責任を持ってはじめから終わりまで診ています。
そのため、お待ちいただくことがないよう、すべての患者様には予約をしていただいております。

また、一度に診ることのできる患者様は一人に限られ、そして、一日に診れる患者様の数も10名ほどになります。

このような理由から健康保険での治療では限界があるため、自費での治療をお願いしております。

当院で、治療をご希望の方は、06-7493-5992(電話でご予約・お問合せをする際の手順はコチラ)までお電話ください。

今後の決断に後悔のないようにしていただき、1日も早く、もとの生活に戻られることを願います。

※「初めての方」は、1日2名様までとさせていただいています。
治療をご希望の方は、お早めにお電話ください。

のむら整骨院 院長 野村晃生のサイン