【めまい・ふらつき】が続く方へ

この揺れは、
いつまで続くのだろう

ふわふわと、体が浮いているような感じがする。

歩いていると、足元が頼りない。

また、あのめまいが来るのではないかと、どこかでいつも身構えている。

病院で検査を受けた。
けれど「特に異常はありません」と言われた。

安心したはずなのに、揺れは今日も続いている。

買い物に出かけること。
電車に乗ること。
人と会う約束をすること。

以前は何気なくできていたことが、いつの間にか「大丈夫だろうか」と考えてからでないと、できなくなっていませんか。

このページは、そうしためまいやふらつきを抱えている方に向けて書いています。

検査で異常が見つからないことは、何も起きていないということではありません。

私は、体のさまざまな働きのつながりから、その揺れを見ていきたいと考えています。

こんなめまい・ふらつきに悩んでいませんか?

  • 体がふわふわと浮いているように感じる
  • 歩いていると、地面が揺れているような感覚がある
  • 立ち上がったときや振り向いたときに、クラッとする
  • スーパーや駅、人混みの中で、ふらつきが強くなる
  • パソコンやスマホの画面を見ていると、揺れが増してくる
  • 首や肩がこわばり、頭が重い
  • 横になっていると楽だが、起きて動くとつらくなる
  • まためまいが起こるのではないかと、外出が不安になる
  • 病院で検査を受けたが、原因がはっきりしないまま続いている

いくつか当てはまるものがあったでしょうか。

めまいやふらつきのつらさは、外からは見えません。

顔色が悪いわけでもない。
歩けないわけでもない。

だからこそ、家族や職場の人にわかってもらうのが難しい。

「疲れているんじゃない?」
「気にしすぎじゃない?」

そう言われて、ひとりで抱え込んでいる方も少なくありません。

けれど、その揺れは、あなたの気のせいではありません。

体は、毎日の小さな緊張や疲れを、ずっと引き受けてくれています。
それが積み重なったとき、揺れという形で表に出てくることがあると、私は捉えています。

すぐに医療機関を受診してください

突然の激しいめまいに加えて、ろれつが回らない、手足がしびれる・動かしにくい、物が二重に見える、経験したことのない強い頭痛がある。

このような場合は、脳の病気の可能性があります。施術ではなく、すぐに救急外来を受診してください。

めまい・ふらつきは、なぜ起こるのでしょうか?

ひと口に「めまい」と言っても、その感じ方は人によってさまざまです。

まずは、体がどのようにしてバランスを保っているのか、その仕組みから見ていきましょう。

めまいとふらつきは、何が違うのか

めまいには、大きく分けていくつかの種類があります。

  • ぐるぐる回る:自分や周囲が回転しているように感じる
  • ふわふわする:雲の上を歩いているような、浮いた感じがする
  • ふらつく:まっすぐ歩けない、体がどちらかに傾く
  • クラッとする:立ち上がったときに、目の前が暗くなるような感じがする

一般に「めまい」は揺れや回転の感覚を、「ふらつき」は体の不安定さを指すことが多いようです。

けれど実際には、ふわふわした感じと足元の頼りなさが、同時に続いている方も少なくありません。

体は、いくつもの感覚を合わせてバランスを取っている

私たちがまっすぐ立ち、ふらつかずに歩けるのは、体のいくつもの感覚が協力しているからです。

  • 耳の奥(内耳):頭の傾きや動きを感じ取る
  • 目:周りの景色から、自分の位置や動きをとらえる
  • 足の裏や筋肉、関節の感覚:地面の状態や、体の傾きを伝える

これらの情報が脳に集まり、脳がそれを一つにまとめることで、私たちは無意識のうちにバランスを保っています。

どこか一つの情報がずれたり、脳でうまくまとめられなくなったりすると、めまいやふらつきとして感じられるのです。

めまいの原因は、一つではありません

めまいを起こす原因には、さまざまなものがあります。

  • 耳の奥のトラブル(良性発作性頭位めまい症、メニエール病など)
  • 脳の病気(脳梗塞や脳出血など)
  • 血圧の変化(立ち上がったときに血圧が下がるなど)
  • 貧血や脱水
  • 服用している薬の影響

なかには、すぐに治療が必要なものもあります。

初めてめまいが起きたときや、症状がこれまでと違うときは、まず耳鼻科や内科、脳神経内科などで診てもらうことも大切です。

検査で異常がなくても、めまいが続くことがある

病院でひと通り検査を受けた。
けれど、はっきりした異常は見つからなかった。

それでも、ふわふわした感じや足元の頼りなさが続いている。

こうした状態は、決して珍しいことではありません。

近年は、検査で異常が見つからないまま、ふわふわ感や不安定さが3か月以上、ほぼ毎日続く状態を「持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)」と呼ぶようになりました。

立っているときや歩いているとき、人混みやスーパー、画面のスクロールなど、目からの刺激が多い場面で強くなりやすいのが特徴です。

もともと内耳のめまいなどをきっかけに始まり、そのきっかけが治まった後も、揺れの感覚だけが残ってしまうことも多いとされています。

つまり、検査で異常がないことは、何も起きていないということではありません。

体がバランスを取る「働きかた」そのものに、変化が起きていると考えられるのです。

不安や緊張も、揺れの感じ方に関わっている

一度強いめまいを経験すると、体は「また揺れるかもしれない」と、知らず知らずのうちに身構えるようになります。

首や肩、足に力を入れて、体を固めて歩く。
周りの揺れに、いつも以上に敏感になる。

これは、自分を守ろうとする体の自然な反応です。

けれど、体を固めて歩くほど、細かなバランスの調整は難しくなります。
その結果、かえってふらつきを感じやすくなり、さらに身構える、という循環が生まれることがあります。

これは「気持ちの問題」ということではありません。

不安や緊張は、筋肉のこわばりや呼吸、自律神経の働きを通じて、体のバランスに実際に影響しているのです。

のむら整骨院が目を向ける、もう一つの視点

病院の検査は、めまいを起こす病気が隠れていないかを確かめるためのものです。

それはとても大切なことです。

そのうえで、私が診ているのは少し違うところです。

体が今、どのようにしてバランスを保とうとしているのか。
どこに力が入り、どこが動きにくくなっているのか。

いわば、体の「反応のし方」です。

これは医学的な診断ではなく、臨床の中で積み重ねてきた、私自身の見解です。
けれど、検査では映らないこうした体の状態に、めまいやふらつきを抱える方の多くに共通するものがあると、私は感じています。

後頭部から首の深いところ

頭蓋骨と首の骨のつなぎ目には、小さな筋肉が集まっています。

このあたりの筋肉には、頭の傾きや位置を脳に伝えるセンサーが多くあり、目の動きとも深く連動しています。

めまいやふらつきが続いている方の体に触れると、この後頭部の深いところが、硬く張りつめていることがよくあります。

目と顎の、わずかな力み

揺れを感じていると、人は知らず知らずのうちに、目で周りをしっかりとらえようとします。

同時に、奥歯を噛みしめていることも少なくありません。

目と顎、そして後頭部は、互いに影響し合っています。
一つが緊張すると、ほかも引きずられるように固まっていきます。

この関係については、「目と、顎と、後頭部」の記事で詳しくお話ししています。

あわせて読みたい
目と、顎と、後頭部【自律神経と回復力】第4回 目を凝らす、歯を食いしばる、首の後ろを固める。こうした反応は、体が「まだ見張っている」ときに起こります。目・顎・後頭部から、体が警戒を解いて休める条件を考えます。

呼吸と胸、お腹の硬さ

不安な状態が続くと、呼吸は浅く、速くなりがちです。

胸が固まり、肋骨が十分に動かなくなる。
お腹にも、本人が気づかないうちに力が入っている。

呼吸が浅いままでは、体はなかなか落ち着いた状態に戻れません。

私は、胸やお腹の動きを確かめることで、体がどれだけ身構えているかを診ています。

足元が、地面をとらえているか

先ほどお話ししたように、足の裏の感覚も、バランスを保つための大切な情報です。

足の指が浮いていないか。
重心が、かかとや片側に偏っていないか。

足元がしっかり地面をとらえていないと、体は上半身に力を入れてバランスを取ろうとします。
それが、首や肩のこわばりにつながっていることもあります。

体を動かしたときの反応

頭を左右に向けたとき。
寝た姿勢から起き上がったとき。

そのとき、体のどこが最初に固まるのか、どこが動きについてこないのかを確かめます。

止まっているときにはわからない体の癖が、動いたときにみえてくることがあるからです。

長年抱えてきた緊張と、体

もう一つ、私が大切にしている視点があります。

長い年月の中で抱えてきた不安や怒り、悲しみ、孤独感。

そうした心の経験は、呼吸の浅さや筋肉の緊張として、体に残っていることがあります。

これは、めまいの原因が心にあるという意味ではありません。

体と心は、切り離されたものではない。
だからこそ、体に現れている反応を理解するときに、その方が歩んできた時間にも目を向けたいと考えています。

お話を伺うなかで、ご本人も気づいていなかった緊張に思い当たる方も少なくありません。

全体のつながりから、施術の方針を考える

ここに挙げたことは、どれか一つが原因というわけではありません。

首の緊張が目に影響し、目の力みが呼吸を浅くし、浅い呼吸がまた体を身構えさせる。

体の中では、こうしたことが互いにつながり合っています。

私は一つひとつの状態を確かめながら、その方の体全体のつながりを考え、施術の方針を組み立てていきます。

のむら整骨院の施術について

のむら整骨院では、院長の私が、最初から最後まですべての施術を担当しています。

初めての方は、どんなことをされるのか不安に感じるかもしれません。

ここでは、実際の流れをご紹介します。

1.これまでの経過と、暮らしの様子を伺う

めまいが始まったのはいつ頃か。
どんなときに強くなり、どんなときに楽になるのか。
これまでに受けた検査や治療。

そして、お仕事や睡眠、ご家族との暮らしなど、日々の様子についても伺います。

症状だけでなく、その方がどんな毎日を過ごしてきたのかを知ることが、体を理解する手がかりになるからです。

話しにくいことを、無理にお聞きすることはありません。

2.体の状態を確かめる

呼吸の様子、後頭部や首の緊張、目や顎の力み、お腹の硬さ、足元の状態。

前の章でお話ししたことを、一つひとつ確かめていきます。

体の状態は、基本的には仰向けに寝ていただいた姿勢で診ます。うつ伏せになることはありません。仰向けがつらい方は、座った姿勢や横向きなど、その方が楽な姿勢で行いますので、安心してお受けください。

3.体に負担の少ない施術

私の施術では、強く押したり、首をひねって鳴らしたりすることはありません。

体にそっと手を当てて、体そのものが落ち着いていくのを待つ。
そうした、静かな施術です。

「これで何か変わるのだろうか」と思われるほど穏やかですが、施術の後に呼吸が深くなったり、体が温まったりするのを感じる方は少なくありません。

めまいやふらつきがある方は、強い刺激や急な姿勢の変化で、かえって揺れが強まることがあります。
そのため、体の反応を確かめながら、その方に合った方法で進めていきます。

4.施術後の確認と、これからの方針

施術の後には、体の状態がどう変わったかを一緒に確かめます。

そのうえで、今の体の状態をどうみているのか、これからどのように通っていただくのがよいかを、わかりやすくお伝えします。

日常の中で、体を身構えさせないための過ごし方についても、お話しします。

施術でできること、医療機関にお任せすること

整骨院の施術は、病気を診断したり、薬で治療したりするものではありません。

私がお手伝いできるのは、体の緊張や身構えに目を向け、体がもともと持っているバランス・調和を整える力が働きやすい状態をつくることです。

病院での治療や服薬を続けながら、施術を受けていただくこともできます。

なお、めまいの中には、脳の病気など、急いで治療が必要なものもあります。
このページの初めにお伝えしたような、ろれつが回らない、手足が動かしにくい、経験したことのない強い頭痛を伴うめまいのときは、すぐに医療機関を受診してください。

施術を重ねるなかで起こる変化

施術を進めるなかで、めまいの感じ方が変わったり、これまでになかった違和感が別の場所に出てきたりすることがあります。

私はこれを、多くの場合、体が変わり始めているサインと捉えています。
固まっていた体が動き出すとき、その過程で、一時的にさまざまな反応が現れることがあるからです。

気になる変化があったときは、遠慮なくお伝えください。
その都度、体の状態を確かめながら進めていきます。

めまい・ふらつきについて、よくある質問

病院で「異常はない」と言われましたが、相談してもよいですか?

はい、ぜひご相談ください。

検査で異常が見つからないまま、めまいやふらつきが続いている方は少なくありません。

のむら整骨院では、検査には映りにくい体の緊張や呼吸の状態などから、今の体を診ていきます。

めまいがある状態でも、施術を受けられますか?

受けていただけます。

施術は基本的に仰向けの姿勢で行い、うつ伏せになることはありません。仰向けがつらい方は、座った姿勢や横向きなど、楽な姿勢で受けていただけます。
起き上がるときも、体の様子を確かめながらゆっくり進めますので、ご安心ください。

首を強くひねったり、ボキッと鳴らしたりしますか?

いいえ、しません。

強く押したり、首をひねったりすることはありません。
体にそっと手を当てる、静かな施術です。

病院での治療や、薬を続けながらでも受けられますか?

はい、受けていただけます。

病院での治療や服薬を続けながら、施術を受けている方もいらっしゃいます。
お薬の量や治療の内容については、引き続き主治医の先生とご相談ください。

施術の後、めまいの感じ方が変わることはありますか?

あります。

施術を重ねるなかで、揺れの感じ方が変わったり、別の場所に違和感が出たりすることがあります。
私はこれを、多くの場合、体が変わり始めているサインと捉えています。

気になることがあれば、いつでもお伝えください。

何回くらい通えばよいですか?

体の状態や、症状が続いてきた期間によって、一人ひとり異なります。

初回の施術の後に、今の体の状態と、これからの通い方の目安をお伝えします。
そのうえで、ご自身で決めていただければと思います。

初診では、どのくらい時間がかかりますか?

約45〜50分が目安です。

これまでの経過を伺い、体の状態を確かめたうえで施術を行い、最後に今後の方針をご説明します。

初めての方へ・ご予約について

のむら整骨院は、院長の私がすべての施術を担当する、完全予約制の整骨院です。

お一人おひとりのお話をゆっくり伺い、体の状態を丁寧に確かめるために、初診では時間をしっかりとっています。

  • 初診の所要時間:約45〜50分
  • 初診費用:22,000円
  • 所在地:大阪市中央区淡路町1-1-5(北浜・堺筋本町)

ご予約の方法やアクセス、受付時間は、このページの下にある来院案内をご覧ください。

めまいやふらつきは、周りの人にわかってもらいにくい症状です。

だからこそ、ひとりで抱え込まずに、一度お話を聞かせてください。

揺れとともに過ごしてきた時間も含めて、あなたの体を一緒に見ていければと思っています。

のむら整骨院 院長 野村晃生

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不調の正体を調律する『特別な整骨院』

大阪市中央区【北浜・堺筋本町】
完全予約制|受付 10:00〜17:00(最終受付)
お電話は18:00まで(留守電OK・折り返します)

院長経歴

検査で「異常なし」でも、つらさは本物
自律神経の乱れを

体の反応から読み解く整骨院

院長 野村晃生(のむら あきお)
柔道整復師/臨床歴20年以上

自律神経のはたらきを軸に、
身体が安心できる『整える施術』を大切にしています。