それは不調ではなく、
人生の「衣替え」かもしれません。
「年齢のせい」で片づけないために
これまで元気に動けていたはずなのに、急に体が言うことをきいてくれなくなる…
まるで、自分ではないような感覚に、戸惑っているかもしれません。
病院では「ホルモンが減ったから」「年齢のせい」と言われ、薬を処方されることが一般的です。
しかし、当院ではこう考えます。
これは「異常」ではありません。
人生の季節が変わるタイミングで起きる、「衣替え(リニューアル)」の期間です。
夏から冬へ季節が変わるとき、もし準備不足のまま急に寒波が来たら、誰だって震えてしまいますよね?
今の不調は、それと同じこと。
新しい季節との「寒暖差」に、少し驚いているだけなのです。
ですから、上手に服を着替えさせて(=体を整えて)あげれば、冬も暖かく、快適に過ごせるようになります。
体も今、「役割のためのエネルギー」から、
「自分自身のために生きるエネルギー」へと、大きくシステムを書き換えている最中です。
その変化の波(ゆらぎ)を、無理に抑え込むのではなく、スムーズに次のステージへ着地できるように整えていく。
それが、当院の更年期ケアです。
こんな症状でお悩みではありませんか?
- ほてり/発汗
- 動悸/息苦しさ
- 不眠/途中覚醒
- 不安/気分の波
- 疲れやすさ/だるさ
- 首肩こり/頭痛
- 胃腸の不調 など
これらは、気合いや根性の問題ではありません。
体が「次の季節」へ切り替わる途中で、熱・呼吸・睡眠・巡りが揺れているサインです。
なぜ更年期は“日によって違う”のか?
更年期は、女性ホルモン(エストロゲンなど)の変化が起きる時期です。
この時期に起きる不調は、医学的にはしばしば「脳(視床下部)のパニック」と説明されます。
脳が「ホルモンを出せ」と指令を出しても、卵巣が反応しにくくなるため、脳が混乱し、自律神経まで乱れてしまう、というのが一般的な説明です。
ただし大切なのは、症状の出方やつらさの波が「ホルモンの量」だけで決まるわけではないということです。
同じ年代でも、ほとんど揺れない人もいれば、日によって強く揺れる人もいる。
その差はどこにあるのでしょうか?
当院では、「ゆらぎを受け止める『土台』と『余白』があるか」の違いだと考えます。
1. 脳が休めない土台──仙骨の緊張
脳(自律神経の司令塔)と、骨盤の中心にある「仙骨」は、背骨を通して1本のバイオリンの弦のように繋がっています。
もし、過去の無理や我慢によって仙骨に「ねじれ」や「硬さ」があると、脳は常にストレスを感じている状態になります。
そこに更年期のホルモン変化が加わることで、脳のキャパシティが限界を超え、ホットフラッシュや動悸といった強い症状として溢れ出してしまうのです。
2.「腎(生命力)」のバッテリー切れ
東洋医学では、更年期を「腎(じん)」のエネルギーが変化する時期と捉えます。
これまで仕事や育児、家事などで全力疾走してきた方は、この生命力のバッテリーが極端に減っていることがあります。
バッテリーが少ない状態で、エンジンの回転数だけ上げようとすると、空回りして熱(ほてり)やイライラが生まれます。
3. 解消されない「熱」と「情報の多さ」
現代の女性は、目や耳から入る情報量が多すぎることも懸念されます。
脳が休まる暇がなく、常に交感神経がオンの状態。
これでは、更年期特有の「のぼせ(気逆)」を冷ますことができず、不眠や不安感が強くなってしまいます。
施術で目指すのは「症状を追いかける」より、切り替えの土台をつくること
不足したホルモンを薬で足すことも一つの方法かもしれません。
しかし、器(からだ)そのものが強張ったままでは、いくらホルモンを足しても、うまく巡らせることができません。
当院が大切にするのは、薬で症状を「抑え込む」ことでも、何かを無理に変えることでもありません。
変化の最中にある体に寄り添い “安全に移行できる環境” を整えていくこと。
言い換えるなら、体が「回復モード」に切り替わるための条件を、ひとつずつ丁寧に揃えていきます。
1. 構造の調整:脳を安心させる
更年期のゆらぎは、ホルモンの変化だけでなく、脳(視床下部・自律神経)が過敏な警戒モードに入りやすいことと深く関わります。
そこで当院では、触れるような優しい手技で、頭蓋と仙骨のリズム、そして全身の緊張の“引き金”になっている部分を丁寧にほどいていきます。
特にポイントになるのが、脳と自律神経のバランスに影響しやすい「仙骨」。
仙骨まわりのねじれや緊張がほどけてくると、脳へ入っていた過剰なストレス信号(危険のサイン)が弱まります。
すると、自律神経の司令塔である視床下部が
「まだ頑張れ」ではなく、『あ、もう大丈夫なんだ』と安堵し、落ち着きを取り戻し始めます。
この“脳が安心する”感覚が入ると、のぼせ・動悸・不眠・不安感などの波が、少しずつ小さくなっていくことを実感していただけることでしょう。
2. 熱を“外へ逃がす”ための水と呼吸
更年期特有の「ほてり」「のぼせ」「急な発汗」は、単に熱いというより、体の中で熱が逃げにくくなっている状態でもあります。
つまり、「熱を逃がす・巡らせる」機能がうまく働いていない。
このとき鍵になるのが、水(体液の質と量)と、深い呼吸(横隔膜の動き)です。
水分が足りない、あるいは摂り方が合っていないと、血液やリンパなどの循環は粘りやすくなり、熱は“こもり”として残りやすくなります。
また、呼吸が浅いと横隔膜が硬くなり、胸郭や内臓の動きが小さくなって、体液が流れにくくなる。
結果として、熱が外へ抜ける道が減ってしまいます。
当院では、体の状態を見ながら、
- 不純物の少ない水の摂り方(量・タイミング)
- 横隔膜が動ける環境づくり(胸郭・みぞおち・首肩の連動)
- “吐いてから吸う”深い呼吸に戻す
といった形で、こもった熱を「循環で外へ出せる体」へ整えていきます。
野村院長お茶やコーヒーを『水分』としてカウントしていませんか?
▼水について詳しくはこちら
3. 睡眠:生命力を養う
更年期は、体のエネルギー(東洋的にいう“腎の力”)が揺らぎやすい時期です。
その回復に最も直結するのは、運動や気合いよりも、実は「脱力して眠れること」です。
眠りが浅い人ほど、体は無意識に
- 食いしばり
- 肩の防御
- みぞおちの緊張
- 交感神経の過活動
を続けています。
当院では、睡眠を“根性論”にしないために、体の緊張パターン(首・顎・胸郭・骨盤底など)をほどき、呼吸が深く入り、夜に自然と副交感神経へ降りられる条件を整えます。
眠りが変わると、回復の速度は驚くほど上がり、
「朝のしんどさ」
「気分の波」
「理由のない不安」
が、少しずつ“日常サイズ”に戻っていきます。
新しいステージへ進むための体力・気力が、睡眠から静かに養われていきます。
4. 思考の衣替え:手放す勇気
体が変わるとき、実は生き方も変わり始めます。
更年期のゆらぎは、「もう前と同じ頑張り方では回らないよ」というサインとして現れることがあります。
「今まで通り頑張らなきゃ」
「完璧にやらなきゃ」
「人に迷惑をかけたくない」
こうした思考のクセは、とても立派な生き方の証ですが、同時に体を“守り”に固定してしまうこともあります。
ですから当院では、施術で体が緩むのと同時に、心の中の“力み”も少しずつ抜けていくように、言葉の整理や、安心できる状態の作り方も一緒に探していきます。
目指すのは、強くなることではなく、調和を取り戻すこと。
体がふっと軽くなる感覚が入ったとき、思考も「頑張る」から「整える」へ衣替えしていきます。
ご自宅でできること
〜波を静めるための、3つの小さな習慣〜
1.「息を吐く」(1回30秒)
更年期の不調の波は、無意識に呼吸が浅くなり、「吸う息」が勝っている状態(過緊張)で大きくなりやすいものです。
まずは「息を吐く」練習から始めましょう。
- 細く長く吐く(7〜10秒)
ストローで息を吐くように、ゆっくりと。 - 吐き切ったら1〜2秒止める
苦しくない程度に、動きを止めます。 - 吸うのは自然に任せる
頑張って吸おうとせず、体が求めるままに空気が入ってくるのを待ちます。
これを3回繰り返します。
たったこれだけで、高ぶっていた神経が落ち着きを取り戻し始めます。
2. 水は「水」で補う
熱を冷まし、巡りを作る材料は体液(=水)です。
お茶やコーヒーには利尿作用やカフェインが含まれるため、体に入っても“潤いの材料”として使われるまでに回り道が必要です。
体の土台を整えるためには、混ぜ物のない「純粋な水」をこまめに摂るようにしてください。
▼水の飲み方について詳しくはこちら
3. 眠りは「脱力」から
布団に入ったら、1番の「吐く呼吸」を数回行ってみてください。
それだけで交感神経(興奮)のスイッチが切れ、体が「休むモード」へ入りやすくなります。
「眠ろう」と力むのではなく、ただ「吐いて、力を抜く」。
それが、深い眠りへの一番の近道です。



眠れなくても、ただ横になって力を抜くだけで8割の回復効果があります。
【こんな変化が現れます】
これらは、治療によって「悪いところ」が治っただけではありません。
あなたの体が、新しい季節に適応し、次のステージへ進む準備が整ったサインです。
睡眠の質が変わる
「朝までぐっすり眠れた」という日が少しずつ増えてきます。
途中で目が覚めても、以前より回復しやすい感覚が出てきます。
のぼせ・動悸が落ち着く
カーッと熱くなる回数が減り、発作のような不安感が薄れていきます。
体の中の“熱の逃げ道”ができると、波が小さくなっていきます。
気持ちの波がなだらかになる
急に落ち込む・急に焦る、みたいな揺れが減ってきます。
感情が出ても、引きずりにくい状態になっていきます。
「まあ、いいか」と思えるようになる
以前なら許せなかったことや、イライラしていたことが、気にならなくなります。
これは性格が変わったのではなく、体に「余白」ができた証拠です。
呼吸が深くなり、胸のつかえが抜ける
ため息が増えていた人ほど、ある日ふっと息が最後まで吐けるようになり、胸が軽く感じることがあります。
首・肩の力が抜け、目がラクになる
肩をすくめたままの緊張がほどけて、首こりが楽になったり、目の奥の疲れが減る方もいます。
胃腸が落ち着く・食欲が“自然”になる
食べすぎ/食べられないの波が落ち着き、「お腹が空いた」「もう十分」がわかりやすくなります。
体が冷えにくくなり、巡りが戻る
手足の冷え、夕方のむくみが軽くなり、「温まりやすい」「回復しやすい」方向へ動きます。
朝のしんどさが減り、動き出しが早くなる
起きた瞬間から重い…が減って、“スイッチが入るまでの時間”が短くなっていきます。
人に会うのが少しラクになる
疲れやすさが減り、外に出ることや会話が「消耗」ではなく「普通」に戻っていく感覚が出てきます。
最後に
更年期は、決して「終わりの始まり」ではありません。
役割から少しずつ解放され、あなたがあなたのために生きる「黄金期」への入口です。
今はその準備期間。揺れるのは、変化が始まっている証拠です。
焦らず、抗わず、新しい季節に合わせて体を衣替えしていきましょう。
その移行がスムーズに、穏やかなものになるよう、私(当院)が責任を持って体の土台づくりをサポートします。
まずは一度、今の状態を一緒に整理しませんか。
のむら整骨院 院長 ![]()
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“病院医学”では紐解けない
痛みの正体を調律する『特別な整骨院』
完全予約制|受付 10:00〜17:00(最終受付)|お電話は18:00頃まで(留守電OK・折り返します)
検査で「異常なし」でも、つらさは本物
自律神経の乱れを
体の反応から読み解く整骨院


院長 野村晃生(のむら あきお)
柔道整復師/臨床歴20年以上
自律神経のはたらきを軸に、
身体が安心できる『整える施術』を大切にしています。









